通勤電車の利用者増加のためには、優等列車通過駅の利便性を高めよ!

※ここでは、快速や急行など、途中通過駅がある列車(ただし、特急券などを他に要するものを除く)を「優等列車」とまとめて表現しています。

高齢化・リストラなどでサラリーマンが減少し、その影響で通勤電車の利用者も減ったからでしょうか、鉄道会社は各社で優等列車を充実させ、主要駅利用者からの利用促進を図っていると思われます。

しかし、その影響で通過駅の利便性は下がる一方です。
もちろん、通過駅の利便性があまり損なわれないよう配慮する路線もありますが、逆に、通過駅の配慮は形だけで、停車駅が便利になる以上に不便にしている優等電車もあります。例えば首都圏で通勤時間帯に運行する電車の中には、

  • 通勤快速(JR宇都宮線・JR高崎線)←通過駅の間隔が20分以上も開く
  • 急行(北総線)←通過駅の間隔が20分近く開く
  • 東葉快速(東葉高速線)←通過駅の間隔が15分近く開く+西船橋駅で各停との接続に10分近く要する
  • 急行(京王相模原線)←調布駅で各停との接続が長い


など。日中にも常磐線の特別快速やTXの快速など、挙げようと思えばキリがない・・・。

○不便な優等電車の判断基準がわかる?カテゴリー
 ⇒ http://diyisheng.seesaa.net/category/2780755-1.html


通過駅の不便を指摘すると、必ず(?)来るのが、「利用者が少ないから我慢しろ!」というような反論です。しかし、なぜ利用者が少ないのかかんがえてみると、列車ダイヤが不便だからということはないでしょうか?【駅前の発展もダイヤが便利な駅から行われています。】

以上のことから、通勤電車の利用者を増やすカギは優等列車の通過駅の利便性を高めることにあると考えます。

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東京・首都圏で部屋探し・不動産選びをする人へ

「これから一人暮らしを始める人」や
「就職・進学・転勤のため東京に住むことになった人」
などは、部屋探し・不動産情報のサイトをよく見ていると思います。

その中でよくあるのは、

快速・急行の止まらない駅(=通過駅)は止まる駅(=停車駅)よりも家賃相場が安い

というような情報です。

確かにそうなのでしょうが、だからと言って単純に通過駅近辺で家・部屋を選ぶと通勤でエライ目に遭うおそれがあります。

なぜなら、

急行・快速停車駅を重視するあまり、通過駅が非常に不便になっている路線・区間がある

からです。

通過駅だって利用者が全然いないわけではないし(1日に数千人〜数万人)、利用者は鉄道会社に運賃を支払っているにもかかわらず、です。

「○○線は通勤に便利」という情報で住む場所を決めたら、実は便利なのは急行・快速停車駅だけ、自分の使う駅は不便だった・・・ということがないようにしたいものです。

とは言っても、自分が住もうとしている「通過駅」が便利か不便か、よくわからないですよね。そこで、

  • 急行・快速停車駅近くは高額で手が出ないので、通過駅近辺で家・部屋を探している。

  • それでも、通勤・通学に便利な駅が望ましい。途中で何分も待たされるのはイヤだ!


という声があれば、私「電車乗り換えガイド」が首都圏の通勤電車を通過駅の視点から評価して、当ブログ(またはその他の方法)で紹介したいと思います。

ご希望の方は、コメントあるいはメールフォームまでお気軽にお寄せください。(HNのみ要。アドレスその他個人情報は不要です。)

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常に、最大待ち時間だけ待たされる可能性がある

 「列車間隔が非常に長いとしても、数本しかないのだから我慢しろ」という意見が見られます。この記事はそのような意見への反論として書きます。

 私は、表題のとおり「常に、最大待ち時間だけ待たされる可能性が」あり、仮にものすごく列車間隔が開くのが1回しかなかったとしても、その駅は使い物にならないと考えます。

なぜなら、

  • 全体から見れば長く待たされることは少ないかもしれません。しかし、通常その時間帯に利用する人にとっては、本数が少ないことなど関係なく“嫌がらせ”を常に受けていることになる。(ちなみに私もこれです)

  • 駅で長く待たないですむようどこかで時間をつぶしたのに、天候不良や事故などが原因で電車が遅れたため、結局超・長時間駅で待たされることになる場合がある。(実際、20分時間をつぶしたら見事電車が20分遅れていたことがあります)

ということがあるからです。

 つまり、ダイヤ上では数本しか「列車間隔が非常に開いて長い時間待たされる」という状況がなかったとしても、無関係の人が思っているよりその悪影響は非常に大きいのです。

 その時間帯はすべて最大列車間隔で電車が走っていると考えるべきだと思います。そのため、最大列車間隔が長いということは列車ダイヤの中で一番不便なことなのです。


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優等列車停車駅の利用者よりも、通過駅の利用者の案の方が優秀

   インターネットが普及し、一般の人の意見を見ることができるようになりました。その中には鉄道ダイヤに関する意見もちょっとしたものから大々的なものまでさまざまありますが、だいたいは、

  • 優等電車(特急・快速など)の停車駅利用者から
    • 優等電車を増やせ
    • 優等電車の停車駅を減らせ(新通過駅は緩急接続をすれば十分)

  • 優等電車通過駅利用者から
    • 優等電車を廃止しろ(優等は空いており、各駅停車だけでも十分)
    • 各駅停車を増やせ
というものだと認識しています。

   どちらも、自分の利用駅を便利にするよう求めている点では同じだと思います(その点では私も含めみんな自己中なわけですが)。

   しかし、

  • 停車駅利用者は通過駅の利便性をほとんど無視している
  • 通過駅利用者は一応停車駅の利便性にも配慮している
という点で決定的に異なっているのではないでしょうか。

   というのも、

  • 「優等電車の増発」は通過駅にとって単純に不便になるだけの可能性が高いのですが、
    「各駅停車の増発」は停車駅にとっても便利になり得ます(使える電車が増えるから)。


  • 「優等電車の停車駅を減らす」という案は緩急接続を推奨していますが、緩急接続は通過駅の視点でないと便利か不便か判断するべきではなく、停車駅の視点だけで判断してしまうと通過駅利用者にとって最悪の接続となりかねません。

    一方、「優等電車を廃止する」という案は、優等電車を廃止しても停車駅利用者は少し遅くなるだけで大きな不便を被るわけではない」という考えがあって提唱しているのだと思います(勝手な推測に過ぎませんが)

   ということで、私は優等電車停車駅の利用者の案より通過駅の利用者の案の方が、路線全体の利便性を考慮に入れているという点で優秀ではないかと考えています。(自分が後者の立場であることに基づく自己中な考えかもしれませんが)


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優等列車通過駅が本当に救済されるダイヤとは

   都心へ向かう鉄道路線の多くは、各駅停車のほかに優等列車を設定し、多くの利用客に所要時間短縮の恩恵を与えています。

   しかし、優等列車には通過駅があり、その通過駅を利用する人も無視できないほどの数が存在します。そこで鉄道会社は、優等列車を運行させても通過駅を救済する措置をとらなければなりません。

   ちなみに、私は通過駅を救済する必要がある理由を、以下のとおりと考えます。

  • 優等列車停車駅のみが利用客というわけではなく、優等列車通過駅にも無視するわけにはいかないほど多くの利用者が存在する。
  • 優等列車停車駅だけでなく、通過駅の利用者も鉄道会社に運賃を払ってくれる大事なお客様である。
  • 利用者の支払う運賃は、優等列車停車駅・通過駅関係なく、利用区間の距離のみで決まるのがほとんどである。

   もちろん、通過駅利用者のことばかり意識しすぎると、優等列車の存在意義が薄れてしまう場合がありますし、また実際の利用状況と合わず乗客の少ない電車を無駄に走らせることになりかねませんので、最低限、以下の措置がされていれば良いのではないかと思います。

  1. 途中駅で緩急接続〔追越する駅で乗り換え〕や片接続〔追越する駅の先・手前で乗り換え〕ができるようにし、優等列車通過駅利用者も速達の恩恵を得られるようにする(各停利用と同程度の所要時間では不足)。
  2. 通過駅に停車する列車の実質的な本数をある程度確保する。
  3. 通過駅に停車する列車の実質的な間隔をあまり広げすぎない。
  4. 優等列車の追越する駅での各駅停車(下位優等)の待避時間をできる限り短くする。
※「実質的な」としたのは、形式的には十分な列車本数・間隔となっていても、優等列車の待避などにより実質的に使えない(=後発の列車を利用しても到着時間が全く同じ)場合があるためです。

   近年、新しい優等列車の運行開始が目立ちますが、その中には上記のような必要最小限の通過駅救済措置すらせず、優等停車駅だけが便利に、通過駅はそれ以上に不便になる【救済しているとしても形だけにすぎない】というケースも見られます。

   確かに、すべての利用者にとって便利になるダイヤを実現させるのは非常に困難です。不可能といっても過言ではないでしょう。しかし、「不便を被る利用者をなくす」・「利用者の被る不便を最小限に抑える」ことは可能なはずです。どの駅の利用者であってもその鉄道会社にお金を落としてくれることにかわりはないのです。

   一刻も早く、通過駅に与える著しい不便を取り除いていただきたいと思います。今までひどい扱いだった最寄駅が使える駅になれば利用されるようになり、その分鉄道会社の収益が増加するのです。

※ここでは、快速や急行など、途中通過駅がある列車(ただし、特急券などを他に要するものを除く)を「優等列車」とまとめて表現いたします。

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